jeudi 18 octobre 2018

アムステルダムでプラスチックを使わない初めてのスーパーが開業(2018年3月1日)


原文

Amsterdam inaugure le premier supermarché sans plastique (Détours, 1 mars 2018)


 

訳者のひとこと

 

これは、フランスのテレビ局「カナル・プラス」が運営するブログの記事である。この記事では、アムステルダムのとあるスーパーでの世界初の取り組みについて取り上げている。日本ではいたるところでプラスチック容器包装が使われているため、この記事に関心を抱いた。私たちは買い物をするとき、いったいどれだけのプラスチックごみを生み出しているのだろうか。またそのごみを減らすために、どのようなことができるのだろうか。

 

 

Commentaire

 

Au Japon et en France, on utilise beaucoup d’emballages plastiques sans se poser de questions et ceux-ci finissent souvent dans la nature, qu’ils polluent et abiment pendant des siècles. Que pouvons-nous faire pour empêcher cela ? Cet article du site Détours parle de la tentative d’une chaîne de supermarchés hollandaise de proposer des produits sans emballages plastiques. C’est la première chaîne dans le monde à proposer cela, et c’est peut-être un modèle de solution pour réduire ce type de pollution.

 

 

 

訳文

 

アムステルダムでプラスチックを使わない初めてのスーパーが開業

(デトゥール、2018年3月1日)

 

オランダにある自然食品店チェーン、「エコプラザ」(Ekoplaza)の特徴とは何だろうか?それは、700品目の包装が自然由来で生分解性であることだ。

 

一見これらの商品は、プラスチックで包まれているように見えるかもしれないが、実際は植物からできたビオフィルムである。ビオフィルムは生ごみ処理機に入れておけば、12週ほどで自然に分解される。それは、アムステルダムにある「エコプラザ」のとある店舗で2月28日に設置された、初めての「プラスチック・フリー」の売り場での注目の容器である。

 

この革新的な売り場を設置するために、「エコプラザ」は、イギリスの環境保護団体「ア・プラスチック・プラネット」(A Plastic Planet)と共同開発した。「エコプラザ」のウェブサイトにはこうある。「飲食物に使われるプラスチック容器包装は、数日間しか使われることがなく、その後は何百年もの間、私たちの地球に大きなダメージを与え続ける。」

 

 63億トンの課題

 7月19日に『サイエンス・アドバンシズ』(Science Advances)に公表された、アメリカ人とジョージア人の研究者による調査結果は驚くべきものだった。1950年から2015年の間に生産された83億トンのプラスチック製品のうち、63億トンがごみとなったのである。リサイクルされたのはたったの9%で、残りは海をはじめ自然の中に捨てられていた。

 

 一人ひとりにできること

 「エコプラザ」は2018年までに74店舗をすべてプラスチックフリーにする方針である。数年前から、プラスチック廃止運動に参加している国や一個人、企業もある。この運動は蜜蝋や藻類由来のもの、食べることのできる袋など、革新的な容器包装を生み出している。

ほかの選択として、企業に期待することなく、「ごみゼロ運動」を通して、一人一人が取り組むこともできる。

 

 

訳者: Ayaka T., Mizuho F., Kentaro O., Umon N., Mizuho T.

 

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